開店前に五つの会計を試し、紙を残す

テストには、店で実際に使う商品と操作を選びます。提供元に確認した練習方法で、次の五つを順に試してください。一枚ごとに「何を試した紙か」を添えておくと、別のスタッフも結果を読めます。

  1. 店内飲食だけの会計。発行者、登録番号、取引日と、10%対象の金額を見る。
  2. 酒類を除く飲食料品の持ち帰り。軽減対象の印、その説明、8%の集計を見る。
  3. 店内飲食と持ち帰りを一緒にした会計。二つの税率の対象額を足し、総額と照合する。
  4. 値引きと数量変更を使う会計。操作を一つ加えるたびに、明細・税率別の対象額・総額を見比べる。
  5. 領収書の発行と再印刷。発行者名を読み、同じ取引を探してもう一枚出すところまで試す。

値引きを使わない店なら、複雑な例を増やす必要はありません。一方で、日常的にセット商品や注文変更を扱うなら、その操作を省かずに試します。合格にするのは、入力内容と金額が一致し、必要な項目を紙の上で読めたときです。

確認できた紙には、試験日、使った端末とプリンター、変更した設定を添えて残します。次に紙幅や機器を替えた人は、その紙を見本にできます。

白紙なのか、出ないのか。症状から設定へ戻る

紙が出ても文字がないのか、手動なら印刷できるのか、再印刷もできないのか。問い合わせる前に、この違いを控えます。funfoの公式案内では、白紙なら用紙の向き、手動で印刷できるなら「会計完了時自動印刷」、再印刷でも出ないならiPadとの接続やネット接続を確認する流れです。用紙の向きはプリンターごとに異なるため、機器の説明書と照合します。
出典:funfoの印刷トラブルの案内

印刷が直ったら、出し直した紙の扱いも決めます。Airレジの再印刷レシートには「再発行」と自動表示されません。公式は、店舗側で「再発行分」などと記載することを勧めています。二枚目を頼まれたときの手順まで共有しておくと、担当者ごとの対応をそろえられます。
出典:Airレジの再印刷に関する説明

税率や取引の扱いに迷う場合は税務署や税理士へ、設定と印刷の不具合はPOS提供元へ尋ねます。「インボイスが変です」と伝えるより、問題の紙と設定画面を並べ、違う欄を示すほうが伝わります。焼き菓子の横の小さな印も、問い合わせる場所が分かれば見直せます。