「連携できます」の先に残る手作業を聞く
送られる単位は商品一件ごとか、日次合計か。現金、カード、QR決済を分けられるか。値引き、取消し、返金の修正はどこへ届くか。対応一覧に会計ソフト名があったら、この中身を順に聞きます。
送信時刻と失敗時の見つけ方も必要です。昨日の売上がまだ来ないとき、送信待ちなのか、連携エラーなのかを誰がどこで確認するか。再送する前に、すでに一部だけ届いていないかも見ます。普段は自動で動く仕組みほど、止まった日の手順を先に聞いておきます。
UMaTレジの販売案内には、freee・弥生会計・Moneyforwardクラウドとの連携とAPI連携があります。APIはサービス間でデータをやり取りする窓口です。用意済みの設定でつながるのか、別の開発や保守を要するのかで、費用も準備も変わります。機器と会計ソフトのプランを伝え、対応項目まで相談します。
出典:UMaTレジの連携機能
UMaTレジで 今の決済と会計に合う構成を相談する
スマレジも外部システムとの連携を案内しています。たとえばトレタ連携には相手側のプラスプラン契約も必要です。「POS側では使える」と分かったら、連携先の契約と料金も確かめます。送信後に人がする作業まで分かれば、月額に加える費用と閉店後の手間を比べられます。
出典:スマレジの外部連携案内
ここで挙げたUMaTレジの会計ソフト・API連携と、スマレジのトレタ連携条件は、2026年10月12日に掲載元の本文を再照合しました。機能の案内は、自店の端末・契約・送信項目まで同じ条件で使える保証ではありません。用意済みの連携か別の開発が必要か、連携先のプランと追加費用は何かを、使う構成で確認します。
現金600円、カード400円、返金100円を追う
提供元に練習用の画面・データを使えるか確認します。実売上やカード請求を発生させない方法で、まず少ない取引から試します。営業中の取引を試しに消して確かめる方法は使いません。
練習用の架空の取引
現金600円 − 現金返金100円 = 500円
カード売上400円
返金後の売上合計:900円
POS画面で900円となったら、現金500円、カード400円の内訳も見ます。次は日締め、つまり一営業日の取引をまとめ、レジ内の現金や売上と照合する作業です。会計ソフトまで進み、同じ取引が一度だけ届き、返金前後の記録を追えるかを確かめます。会計側の仕訳は、取引を売上や手数料などの項目に分けて帳簿へ記録すること。表示形式や記録方法は設定によるため、数字の示し方を経理担当者と確認します。
カード400円は、この時点で銀行へ400円が入金されたという意味ではありません。たとえば比較のため、手数料12円を引く仮の条件なら、入金は388円です。400円の売上、12円の手数料、388円の入金をどう結び付けるかを別に照合します。実際の手数料や仕訳を指定する例ではなく、売上と入金を分けるための計算です。
ここが合ったら、カード返金、値引き、取消し、複数税率、日付をまたぐ営業へケースを増やします。深夜営業なら、カレンダーの日付が変わっても同じ営業日に計上する設定かを見ます。旧POSと新POSで営業日の区切りが違うままでは、同じ一日の売上として比較できません。
合格条件は、正しい金額と支払方法が一度だけ届くこと、修正履歴を追えること、営業日の区切りが合うことです。一つずれたら、取引を増やす前に送り元へ戻ります。どの時点まで一致しているかが分かれば、調べる範囲を絞れます。




