印刷する前に、同じテープの札を一組にする
この方法が合うのは、今から同じカセットで複数枚作るときです。今日「文具」を1枚、来週「電池」を1枚、という使い方まで、同じ効率になるとは考えません。色や幅を替える予定の札も、ひと続きの計算へ混ぜないようにします。
編集部で考えた準備の順は、貼る場所を決める、札の文言を並べる、同じテープで作る組をまとめる、最初・途中・最後の設定を確認する、の四つです。これは作業を忘れにくくする整理で、メーカー指定の操作に新しい条件を加えるものではありません。
名前違いの札をたくさん作るなら、誤字や長い名前が入っていないかも、印刷前に一覧で確認しましょう。先頭送りを節約できても、内容を間違えて全部作り直せば、その分のテープは戻ってきません。枚数を増やす前に少数で確かめることと、量産時に同じ組で続けることは、目的を分けて考えます。
何円減るかは、先頭余白を測ってから
1枚ずつ独立して作る
10 × F = 10F
毎回の先頭送りをFと置きます。
先頭送りが一度のモデル
1 × F = F
差は10F − F = 9F。
一般式は(N − 1)× F。実際には最後の送り、カット、ラベル間の空きも含めて比べます。
Fを何mmと決めた図ではありません。実際の機種の節約長・節約額・本体代の回収回数を保証しません。材料費の単純計算P×d÷Lと、その範囲は本文で確認します。
比較のため、独立した印刷で毎回余分に使う長さをF、作る枚数をNと置きます。同じ長さの札をN回ばらばらに作る場合と、先頭送りが一度になる仮のモデルでは、先頭送り部分の差は(N−1)×Fになります。10枚なら9Fです。
これは仕組みを見るための式で、P300BTやP710BTの実測値ではありません。実際には設定、最後の送り、カットやラベル間の空きも含めて比べる必要があります。ここではFを何mmと決めず、「1回で何円節約できる」「何回で本体代が戻る」とも計算しません。
使ったテープの費用を自分で比べるなら、同じカセットの価格Pと表示長さLを使い、消費した長さをdとしてP×d÷Lが材料費の単純な目安になります。Pに送料を含むか、Lとdの単位をそろえたかも残します。貼り直し、電源、はさみの手間を含む総費用ではありません。
余白のためだけに本体を買い替えない
P300BTは手動カット、P710BTは自動カットです。仕様上の対応テープ幅も、P300BTは3.5〜12mm、P710BTは3.5〜24mmで異なります。P300BTの仕様、P710BTの仕様。自動で切りたい、より広い幅が必要という作業なら、本体を比べる理由があります。
一方、手持ちの機種で欲しい札を作れているなら、先に同じテープで続ける設定を確認します。P300BTを使っている人へ、P710BTを買えば先頭余白が必ずなくなるという勧め方はできません。対応幅の範囲は所定のテープを使える意味で、任意の幅を自由に指定できる意味でもありません。
買い足すとしても、本体より先に残りのテープと必要な幅・色を確認します。数枚だけ、すぐ貼り替える用途なら、手持ちの紙とテープで済ませる選択もあります。今の道具で足りる用途かどうかを、買い足す前に確認します。
端末も変える予定なら、スマホとPCの対応を比べる記事で、本体へデータを送る方法を確認できます。今回の余白手順を、別アプリでもそのまま使えるとは考えず、日々の作り方と一緒に選びましょう。
送り・カット設定の通常手順は2026年10月18日に公式本文で再確認しました。アプリ更新後の実画面と手元の本体は未検証です。

