企画書の空欄に、決める人の名前を入れる

講座を受ける許可と、勤務先で実施する許可は別に確かめます。園や学校へ導入する場合の手続きは施設ごとに違うので、まず責任者へ企画を見せます。

表は横に動かして読めます。講座料金・条件は記載の確認日時点、教室の金額は架空の計算例です。

欄記入する内容と相談先
対象・時間・場所対象クラス、既存活動の枠、使う部屋。現場担当と責任者へ相談
進行・見守り当日の担当者名、見学・中断時の担当。兼務で対応できるかを確認
保護者への説明内容、参加方法、必要な準備を誰がどの方法で伝えるか
緊急時施設の既存手順、責任者、連絡方法、手順を置く場所
費用と勤務時間研修費、備品、準備・振り返りの時間を誰が負担するか
未決定事項何を、誰が、いつまでに決めるか

たとえば「見学の場所は用意できるが、担当者が未定」と分かれば、次に話す相手は施設です。「説明が長くなり、子どもに伝わるか分からない」なら、講座で指導を受けたい内容になります。空欄を全部、自分の努力で埋めることはできません。

写真や動画を残す場合は、参加の意思確認と、撮影・保存・掲載の扱いを分けます。撮影をしなくても振り返れる項目は、担当者のメモで残せます。勤務先の活動を、個人で開く教室の告知へ流用しないよう、施設名や情報の扱いも確認します。

大人だけで声に出し、止まった場所を講座へ持っていく

活動案ができたら、説明、見本、切り替え、終わりの順に声に出して試します。短く説明したつもりでも、動きながらだと長くなることがあります。いったん止めて、どの言葉を減らすと伝わるか考えます。

講座へは「子どもへの教え方を知りたい」に加え、具体的な課題を聞きます。「自分の勤務先の短い活動案を見てもらえますか」「見学を選ぶ子への声かけも練習できますか」「助言を受けて直した案を再度見てもらえますか」。見本を見る時間と、自分が教えて修正する時間の両方を確かめます。

模擬指導とは、実際に教える場面を想定して、説明や進行を練習することです。ぼっこは、子ども向け指導者の登録区分RCYTを目指す講座を女性専用で提供し、動画・課題に加えて、Zoomの模擬レッスン9回・各2時間を案内しています。RCYT講座概要

動画で見本を学ぶだけでは、自分の説明が子どもに伝わるかまでは確かめにくくなります。実演して助言を受ける練習を選ぶ理由は、そこにあります。Zoomは、同じ時刻に画面越しで集まるオンライン会議のサービス。参加の予定が作れるか、勤務先で使いたい案を実演できるかを学校へ聞きます。

模擬指導を修了することと、施設で安全に実施できる体制がそろうことは、それぞれ確認します。練習で説明が短くできても、見守り担当が未定なら、実施前の準備はまだ残っています。