止まった段階から、次に見るものを分ける

USBの名前が消える、コピーが途中で止まる

まず接続の緩み、給電条件、本体とUSBの空き容量を見ます。長い動画を含む大量コピーを何度もやり直す前に、短い動画一本へ戻します。それが通るかで、接続の問題か大きなデータの問題かを調べやすくなります。

写真は入るのに、大きな動画だけ入らない

写真一枚、動画一本は、それぞれ一つのファイルとして保存されます。FAT32では一つのファイルに約4GBの上限があります。GBはデータの量を表す単位です。たとえば空きが20GBあるUSBでも、5GBの動画一本はこの上限にかかります。USB全体の空きと、一本に許される大きさは別です。バッファローのファイルサイズ制限の説明

空きがあっても、動画一本が入らないことがある

USB全体の空き:20GB

空き 20GB

保存できる合計量の話です。

動画一本:5GB

動画 5GB
FAT32の約4GB上限を超える

空きが20GBあっても、この一本は入りません。

本文の数値例を図にしたものです。USB全体の容量と、1ファイルの上限は別です。形式変更は中身を消すため、既存データの退避が先。FAT32の上限・形式の違い

大きな動画には、iPhoneが扱える形式の中ではexFATが候補になります。exFATは4GB以上のファイルにも対応します。形式変更は中身の消去を伴うので、既存データの退避が先です。空の対応USBを別に使う方法もあります。形式ごとの対応の違い

USBにはあるが、別の機器で写真を開けない

保存した写真や動画の形式に、その機器が対応しているかを見ます。USBの保存形式と、中の写真・動画の形式は別々の確認です。iPhoneの共有オプションには「互換性優先」があり、JPEGやMOVへ変換される場合がありますが、保存方法による違いがあります。共有するファイル形式の設定

元データは保管用に残し、見る機器に合わせたコピーを別フォルダへ作ると取り違えにくくなります。色を直した一枚を残したかったなら、開けるだけでなく、切り抜きや色も見比べてください。

容量を空けるのは、コピーを確かめた後に

USBへの書き出しはコピーなので、それだけではiPhoneの空き容量は増えません。iCloud写真がオンのまま写真アプリで削除すると、iCloudと、同じ利用者登録のApple Accountで同期するほかの端末からも消えます。「このiPhoneの分だけ消す」という操作にはなりません。削除が反映される範囲とiCloudで写真を同期する仕組み

iPhoneの容量を減らしつつiCloudには残したいなら、「ストレージを最適化」を使う選択肢があります。iCloud側からも減らしたいなら、必要な写真と動画を別の保存先で開けることを確かめ、USBの故障や紛失に備えてもう一つコピーを用意してから、消す対象を決めます。

削除した写真は通常「最近削除した項目」から30日以内なら復元できますが、完全に削除したものは戻せません。さらにAppleは、iCloud写真を使い、iCloudストレージの上限を超えている状態で写真や動画を削除した場合、その写真や動画はデバイスから直ちに削除され、「最近削除した項目」からも復元できなくなると案内しています。保存の代わりに30日間を当てにしないでください。容量超過時の注意、削除と復元の公式手順

書き出しが終わったらUSBを外し、もう一度つなぐ。残したかった集合写真や夕焼けを「ファイル」から開きます。写真と保存先の名前を確かめてから、次の整理へ進みます。