天馬のケースは中と外を別々に測る

しばらく読まない文庫を分けるなら、天馬の「文庫本いれと庫」が候補になります。中が見えるふた付きケースで、倒れを抑える仕切板が付く。ただ、箱を買うと、その箱を取り出す場所も必要になります。

本の適合には内寸を使います。確認当時のメーカー表示は約幅110×奥行400×高さ155mmです。カバーを残したい本は、付けた状態の高さと幅を測ります。高さ155mmに近い本を「同じ数字だから入る」と決めず、余裕がない場合は販売店へ実寸を伝えて確認します。文庫本用の内寸

冊数の目安は約26冊ですが、厚みで変わります。仮に厚さ20mmの本を20冊並べると、それだけで400mmになります。仕切板と出し入れの余裕を含めて20冊入る、という計算にはなりません。しまいたい本を実際に並べた長さで見るほうが確かです。

次の図の「現行メーカー表示」は、本文に残す2026年10月12日の確認記録を指します。今回、新しく仕様を確認したものではありません。

寸法の読み分け

本が入る「中」と、箱を置く「外」

↑ ふたを開ける場所も

↙ 手前に引き出す場所も

内寸 本の適合を見る

幅
約110mm
奥行
約400mm
高さ
約155mm

外寸 置き場所を見る

幅
約145mm
奥行
約450mm
高さ
約170mm

箱が収まる場所に、出し入れの余白を足して考えます。

寸法の見方を示す模式図。数値は天馬「文庫本いれと庫」の現行メーカー表示に基づきます。

置き場所には外寸の約幅145×奥行450×高さ170mmを使います。棚に収まることに加え、ふたを開ける上の空間か、箱を手前へ引き出して開ける空間が必要です。読もうとするたび上の荷物をどかすなら、今読む本には取り出す手間が増えます。

メーカー表示は積み重ね3段まで、全体耐荷重約6kg。耐荷重は、支えられる重さの目安です。冊数と重さは別々に見ます。薄い本が多く入るからといって、重さの上限まで増えるわけではありません。積み重ねと耐荷重

2026年10月12日に確認したメーカーのラベル表記変更のお知らせでは、変わったのはラベルの内寸表記のみで、本体サイズ・仕様は変わらないと案内しています。切り替え期間には新旧ラベルが混在する可能性があり、届くラベルの種類は選べません。適合判断には、10月12日に確認したメーカー表示の110×400×155mmを使い、余裕がない本は購入前に実寸を伝えて確かめてください。

透明な箱なので、日光を遮る箱としては選べません。防湿・防カビ性能も確認できていません。濡れた本やカビが疑われる本を入れて、状態がよくなるのを待つ用途には使わないようにします。