デモは「できる操作」より「止まる場面」を見る
役割を決めたら、確認項目を増やすより、店で必要な場面を一つ再現します。本番の売上や決済を使わず、提供元の案内するデモ・練習環境で行ってください。
例として、普段は手動値引きを使わず、会計済みの取消しには店長が入る店なら、次の順番です。
- 会計スタッフを選び、通常会計ができるかを見る
- 商品単品と小計で、手動値引きの入口がどうなっているかを見る
- 会計済みの取引を取り消そうとしたとき、どこで止まるかを見る
- 店長が必要な方法で解除し、処理後に誰・どの操作・どの伝票をたどれるかを見る
- 次の会計を別スタッフで始め、担当が切り替わるかを見る
「返品だけ店長に許可」が必須なら、3番を自店で使う返品処理に置き換えます。取消しのロックがあるだけでは合格にしません。店長が会計の途中で入るのか、別アカウントへ切り替えるのかまで見れば、忙しい時間に運用できるかも判断しやすくなります。
見る側の権限が目的なら、会計のデモは不要です。閲覧用のスタッフで、必要な売上が見えること、編集やCSV出力は予定どおり制限されることを確認します。自店で使わない権限まで試す必要はありません。
結論:記録したい店と、操作を止めたい店で選ぶ機能を変える
操作をあとで振り返りたいなら、funfoの操作履歴、UMaTレジの入出金記録、スマレジの販売担当者記録のうち、自店が追いたい場面に合うものを見ます。三つを同じ種類の記録として数えるより、「注文の取消し」「現金の出入り」「販売の担当」と場面を決める方が選びやすくなります。
事務作業を分担したいなら、スマレジの役割・役職のように閲覧・編集・出力を分けられる設定が具体的な比較軸になります。funfoも閲覧権限の案内があるため、モバイルオーダーと合わせて検討している店なら候補に残せます。
会計中の操作を止めたいなら、端末側を見ます。今回確認したスマレジの例では、手動値引きの非表示、取消し時のパスワード、設定変更の可否まで調べられます。ただし、「スタッフ別の返品・値引き許可」を必須にする店は、その動作を確認できた製品だけを最終候補にします。
比較の最後に残すのは、機能名の多さではなく、「通常会計は任せられる」「この例外では責任者が入る」「あとで経緯が分かる」という店の運用です。その三つがつながれば、担当者登録と権限設定を混同せずに選べます。
POSやモバイルオーダー全体の役割、端末構成、費用から整理したい方は、飲食店のPOSレジ、無料で足りる? 注文・厨房・会計の困りごとから選ぶもご覧ください。
基本の情報確認日:2026-10-11。10月18日はfunfoの担当者・操作履歴と料金表、スマレジの役割・役職とアプリのロックを限定再確認しました。製品設定の変更や実機の権限制御試験は行っていません。


