スマレジは、管理画面とアプリを分けて組み立てる

スマレジには、この区別に沿った複数の公式マニュアルがあります。一つの「権限設定」で全部を済ませようとせず、目的ごとに見るページを変えると整理できます。

管理画面で、見る人と編集する人を分ける

「役割・役職」では、機能ごとに使用不可、閲覧、編集、すべての権限を設定します。「編集」は追加・変更ができる設定ですが、削除までは含みません。CSVやPDFの操作にも別の権限設定があります。本文には、この機能の利用にプレミアムプラン以上が必要と明記されています。

売上の確認だけを頼む人、商品情報を直す人、データを出力する人を分けたいなら、この設定を比較の軸にできます。同ページの「返品確定」は受注詳細のボタンを対象とする項目です。レジ端末での返品全般をスタッフ別に制限する説明としては使えません。
スマレジ公式:スタッフの権限を設定する

レジで、販売担当者を毎回選ぶ

販売スタッフの機能では、選択したスタッフの取引として販売を記録できます。販売開始時のスタッフ選択を必須にでき、スタッフに4〜6桁のパスコードを設定すると、選択時の入力を求められます。

1台を交代で使う店なら、前の人の名前のまま会計しない運用を先に整えます。ただし、このパスコードの用途は販売担当者の選択です。取消し操作を解除するパスワードとは別に考えます。
スマレジ公式:販売スタッフを管理する

手動値引きを普段使わないなら、入口を非表示にする

アプリの販売設定には、商品単品と小計それぞれの「値引・割引の手動変更」があります。単品は一つの商品、小計は注文をまとめた金額です。500円の商品だけから100円を引く操作と、注文全体から100円を引く操作を分けて確かめます。OFFにすると追加の入口が非表示になり、追加済みの値引・割引の編集・削除もできなくなります。

誰が会計しても手動値引きを使わない店なら、この設定が検討に合います。一方、これだけで「店長に切り替えると値引きできる」とは読めません。また、セール価格の変更などは別項目なので、手動値引きの設定を割引全般の禁止とみなさないようにします。
スマレジ公式:販売設定、単品・小計の値引き設定

取消しに責任者が入るなら、アプリのロックを見る

スマレジのセキュリティ設定では、取引取消しや「ドロアを開く」ボタンの使用時にパスワードを求められます。取引履歴、精算、設定などの画面へ切り替える際のロックも案内されています。

「取消し時には店長を呼び、店長が解除する」という運用を考えるなら、確認先はこの設定です。販売スタッフを選ぶパスコードと使い分けます。これはパスワードで解除する方式の説明であり、スタッフごとの許可表や、誰が承認したかを別に残す承認記録まで保証するものではありません。
スマレジ公式:セキュリティ設定

端末で設定を戻せないようにする範囲も決める

管理画面からアプリ設定を作成し、同期して端末に反映する機能もあります。ここでの同期は、管理画面で決めた設定をレジ端末へ送って反映する作業です。設定項目ごとに、端末側で変更できるかを指定できます。

値引きの表示を整えても、設定を誰でも戻せる運用では店のルールを維持しにくくなります。導入時は、販売時の見え方に加え、設定変更の可否と同期後の状態まで一度通して見るのが実用的です。
スマレジ公式:管理画面からアプリの設定を行なう

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