2.3サービスで、注文・厨房・会計はどこまで残る?

【funfo】店内ネットワークを使うオフライン運用

公式マニュアルでは、ネットワーク・サーバーの障害時に、ローカルでの注文と会計を行う手順が案内されています。

前提は、端末や厨房プリンターを同じWi-Fiに接続し、ローカルネットワークを許可すること。iPadを1台ローカルサーバーに指定し、その端末ではアプリを開いたままにします。各端末の切り替えと接続を済ませると、iPad・iPhoneでローカル注文、iPadでローカル会計ができます。

厨房プリンターの接続手順も掲載されています。ただし、これを「Wi-Fi機器が故障していても使える」「どのプラン・機種でも同じ」と広げてはいけません。

また、オフラインモード開始後のオンライン経由のモバイルオーダーは、店舗端末に反映されません。お客様側の受付が自動で止まるかまでは、このマニュアルから確認できません。店舗では注文方法の案内を切り替えられるようにしておく必要があります。
funfo公式:オフラインモード マニュアル

厨房だけの印字遅延には、SUNMI厨房プリンターを同じネットワーク上のiPadから直接印刷する、別の対処手順もあります。この「印刷経路の切り替え」は、店全体をオフライン運用へ切り替える手順とは別です。
funfo公式:キッチンプリンターのみ印字が遅延する場合

【Airレジ+Airレジ オーダー】レジ本体とハンディを分ける

ここでは、Airレジ オーダーの「ハンディ+キッチンプリンタープラン」を想定します。注文用のiPhone、会計用のiPad、対応するキッチンプリンター・ネットワーク機器を使う構成です。キッチンモニター利用は別プランになります。
Airレジ オーダー公式:必要な端末とアプリ

Airレジ アプリは、事前にオンラインでログインしてあれば、オフラインでも注文入力や現金会計ができます。事前接続したプリンターでのレシート発行も案内されていますが、故障したWi-Fi経路を使うプリンターまで動く保証とは読み替えられません。

Airペイなどの決済アプリとの連携や、レジ点検・精算はオフラインでは利用できません。
Airレジ公式:オフラインでも注文や会計はできますか?

ここでいう「注文入力」は、Airレジ本体の機能です。別サービスのAirレジ オーダーで、ハンディから厨房へ注文を送れることまで意味しません。

Airレジ オーダーのメンテナンス・サービス不具合への対処案内では、ハンディや店内モバイルオーダーから注文を送信できない間は、紙で注文を取り、厨房へ伝える運用が示されています。障害直前の注文が厨房に届いたかも確認し、会計では紙伝票と、利用できる場合の「簡易版注文履歴台帳」を照合します。台帳は利用条件のある機能で、回線が切れていても必ず開ける予備台帳ではありません。通常のハンディアプリの「注文履歴」は反映漏れの可能性があるため、この場面の確認には使わないよう公式が案内しています。
Airレジ オーダー公式:メンテナンス・不具合時の対処方法

【スマレジPOS+スマレジ・ウェイター】POSの継続と注文連携は別に確認

スマレジPOSは、インターネット未接続でも販売を行い、取引をアプリ内に保存できます。対応するBluetooth・USB接続のレシートプリンターでは印刷も可能です。オフライン中の点検・精算はできません。
スマレジ公式:インターネット未接続時に販売する

一方、ネットワーク障害時のクレジット・キャッシュレス決済は利用できないという案内があり、緊急時の対応は利用する決済サービスへの確認が必要です。
スマレジ公式:停電・ネットワーク障害時の対応

ウェイターでは、伝票の印刷指示をサーバー経由にするか、ハンディから直接送るかを選べます。導入相談では、この設定も伝えましょう。
スマレジ・ウェイター公式:サーバー印刷設定

ただし、直接印刷の設定があっても、障害時の注文保存・送信まで継続できる保証とは読めません。回線断・店内Wi-Fi停止・サービス障害ごとのハンディ・厨房動作は、今回確認した公式資料だけでは確定できませんでした。

ウェイターの厨房印刷・POS会計連携を含めて検討する場合、公式が案内する対象はフードビジネスプランです。無料のスタンダードプランに同じ機能は含まれません。実際に利用する端末・プリンター構成も確認しましょう。
スマレジ・ウェイター公式:導入・プランの説明

3.「カード払いで登録できた」と「支払われた」は違う

POSに売上を記録すること、決済端末で支払いを処理すること、売上データをクラウドへ送ることは、別々の確認項目です。

たとえばスマレジの「クレジット手入力」は、カード支払いとして売上を登録する機能で、決済処理そのものは行わないと明記されています。この機能を使えば通信障害中でもカード決済できる、という意味ではありません。
スマレジ公式:クレジット手入力について

店舗の備えとしては、決済結果が不明な取引で、すぐに同じ金額を再決済しない手順を決めておきましょう。決済サービスの案内に沿って結果を確認し、POS上の支払区分だけで決済完了と判断しないことが重要です。

独立した通信回線を持つ決済端末などは条件が異なるため、可否は契約中の決済サービス・端末ごとに確認します。

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