本格屋のセットが安い理由を 仕様の違いまで読む
今、ペットが苦しそうに呼吸している、猫が口を開けて呼吸している、倒れた、歯ぐきが青・紫色や異常に白く見える場合は、すぐに動物病院へ連絡して受診してください。酸素室の比較や配送を待たず、診療につなげる必要があります。
性能表には、二つの違う数字が出てきます。酸素濃度は空気中で酸素が占める割合で、%で表示します。流量は送り出す気体の量で、L/分なら一分間に何リットルかを表します。濃い酸素を少量送る機器と、より多く送る機器は、同じ「酸素が出る」でも仕様が違います。どちらの数字も、そのペットに必要な条件を獣医師へ確認して読むものです。
酸素濃度計は、その場所の気体に酸素が何%あるかを測る機器です。本体の出口と、ペットがいるケージの中では数値が同じとは限りません。たとえば扉を開ければ室内の空気と混ざるので、本体の「約90%」だけで中も90%とは判断しません。この違いが、ケージと濃度計を含む一組の見積もりで比べる理由になります。ケージの酸素環境を説明する論文、濃度計を含むセットの構成
本格屋の3点セットは、購入の入口を118,073円に抑えられます。ただし、S3と同じ性能の機器ではありません。
ここで濃度と流量を使って読むと、S3の3L/分とMAF miniの1.5L/分は、送り出す量が違うと分かります。表の高い濃度だけを見て同等とは判断しません。
W(ワット)は消費電力の単位で、同じ時間動かした場合の電気代を考える数字です。50Hz・60Hzは家庭の電源周波数という仕様の違い。住所に合う型を選ぶ必要があるため、供給性能とは別の欄に置いています。
| 比べる項目 | ユニコム ユニクリアS3セット | 本格屋 MAF mini 1.5の3点セットS | オーツーチャージ オーツーペット |
|---|---|---|---|
| 本体の供給仕様 | 仕様表は3L/分の範囲で酸素濃度90%以上 | 1.5L/分で90±3% | 公式FAQは流量目盛り5で約90%、10で約50%、15で約35% |
| ケージの表示寸法 | スクエアS:幅50×奥行60×高さ50cm | オキシボックスS:幅60×奥行52×高さ50cm | 専用ケージ:幅74×奥行50×高さ55cm |
| 濃度計 | OX-Plusを含む | OXYONEを含む | 同社への取材では全プランに付属せず、同社でのレンタル・販売もなし |
| 本体の消費電力 | 250W | 105W | 400W |
| 電源周波数の選択 | 50Hz用と60Hz用がある。使用地域に合わせて選ぶ | 本比較では型番006A-1の公表仕様を採用 | 注文時の機種仕様に従う |
| 連続使用の説明 | 24時間連続稼働可能と案内 | 連続稼働設計。ただし公式FAQは数時間おきに30分程度の休止を推奨 | 連続運転可能と案内 |
| 購入後の保証 | 本体1年 | 本体・濃度計1年。所定のレビュー投稿・連絡で最長2年。本体は累計5,000時間超で保証対象外 | 本体の購入条件は今回確認できず |
S3の地域選択は、北海道・東北・関東・甲信越、新潟県の糸魚川以東、静岡県の富士川以東を50Hz側として案内しています。新潟県の糸魚川以西などは60Hz側です。県名だけで一律に選ばず、住所の電源周波数に合う機種を選びます。違う周波数での使用は故障の原因になると公式が注意しています。
寸法はいずれもメーカーの表示値で、内寸をそろえた比較ではありません。本体の出口の酸素濃度は、そのままケージの中の濃度にはなりません。ケージの広さ、換気、開閉などでも変わるため、濃度計での測定と獣医師の指示が必要です。値段が下がっても必要な供給量を満たさない機器へ置き換えることはできません。
出典:ユニコムS3の仕様・保証、MAF miniセットの仕様・保証、連続使用の注意、オーツーチャージFAQ、専用ケージ
3社とも、参照した公式規約または商品説明では医療機器・医療品ではない旨を記しています。獣医師から切れ目のない酸素供給や医療機器を求められている場合は、この表の価格で候補を決めないでください。とくにMAF miniの公式FAQには、酸素を片時も切らせない重篤な状態では医療機器が必要とあります。




