チャージと購入と引落しを、同じ一回にしない
ここから、残っていた口座側の枠500円をプリペイド型の残高へ移した、と仮定します。プリペイドは、先に入れたお金から使う方式です。この例では、移動しただけでは食材を買っていません。現金2,800円+プリペイド残高500円で、予算の残りは3,300円のままです。
その残高で食材を300円買ったところで、使える残りを3,000円へ減らします。もしチャージ時に500円を食費として引き、購入時にもう一度300円を引けば、同じお金を二度差し引くことになります。ポイント払い、後払い、返金は条件が違うので、この例へ勝手に混ぜず、利用明細の意味を確かめてから別欄にします。
| 出来事 | この例での扱い | 予算の残り |
|---|---|---|
| 最初に配分 | 現金4,000円、口座側の枠2,000円 | 6,000円 |
| 現金で1,200円購入 | 食材の支出として記録 | 4,800円 |
| カードで1,500円購入 | 食材の支出として記録。支払い予定は別に残す | 3,300円 |
| 500円をチャージ | 口座側の枠から残高へ移動。購入支出にしない | 3,300円 |
| その残高で300円購入 | 食材の支出として記録 | 3,000円 |
カードで買った1,500円が後日引き落とされるときも、すでにこの食材予算から引いた分を、再び食材の購入として引かないようにします。ただし、口座から実際に出ていく予定の記録は必要です。「買った日を見る表」と「口座から払う日を見る表」の役割を分ける整理で、カードの締め日や引落日を一律に決める説明ではありません。
一週間の終わりに、金額より先にズレの場所を見る
記録には、日付、用途、購入額、支払方法、予算の残り、移動なら移動元と移動先を残します。現金の袋と記録が合わなければ、まずおつり、立替え、家族の買い物、返品のどれかが抜けていないかを見ます。分からない差を自動的に「使った」と埋めるより、不明として次の明細と照らしたほうが直す場所が分かります。
試したあとに見るのは、いくら貯まったかだけではありません。記録を開く回数が負担でなかったか、現金と残高のどちらを見て迷ったか、用途を細かく分けすぎていないか。合わなければ、現金だけの用途へ絞る、記録だけにする、今の管理方法へ戻す、という変更もできます。
透明袋をそろえる前に、家の封筒と紙一枚でこの区別が続くか試してみてください。道具を買うなら、散らばった袋をまとめる目的や、書いた残額を見やすくする目的がはっきりしてからで十分です。現金そのものを増やす機能はありませんし、持ち歩く現金を増やせば紛失時の負担も増えます。
袋をまとめたくなったら、バインダーの本体と袋を分けて探す案内へ。海外の名前に合わせて一式買うより、自分が管理したい数字に、必要な道具だけを足していくほうが始めやすいはずです。

